A.海産物を食べる日本人においては不足することはありませんが、逆に過剰摂取が懸念されます。因みに甲状腺肥大や甲状腺機能減退は過剰摂取と欠乏の両方で起こりますが、過剰摂取によることが多いといわれています。特に昆布はヨウ素の含有量が高く2600から3200ug/gとなっており、毎日の摂取は避けたほうがよいといわれています。余談ですが昆布にはアルギン酸が多く含まれており、食品中の有害物を吸着し排泄する効果があると言われています。ヨウ素が少なければ毎日摂取可能です。
A.魚介類の肝臓に濃縮される事が多く、イカ、ホタテの内臓に高濃度で濃縮されています。人間の肝臓や腎臓に濃縮され障害を起こすと言われています。食品中の規制は国内ではありませんが、国際基準ではイカ内臓は除外されていて、イカなどの軟体動物で2mg/kg以下とされていますので、イカ内臓もそれに準じた規制となると考えられます。
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